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ラオックス、7店舗を閉店へ インバウンド需要の減少で 今後はアジア雑貨に注力
ラオックスは13日、全国にある13店舗のうち7店舗を閉店すると発表した。主要顧客だった中国からの訪日旅行客がコロナ禍の影響で入国できず、回復のめどが立たないと判断した。
ラオックスは8月13日、全国にある13店舗のうち7店舗を閉店すると発表した。主要顧客だった中国からの訪日旅行客がコロナ禍の影響で入国できず、回復のめどが立たないと判断した。
東京都内にある6店舗は3店舗に減らす。近畿では休業中の2店舗を含む6店舗を展開しているが、2店舗に削減する(うち1店舗は休業中)。閉店の時期や具体的な店舗名は明らかにしていない。
今後はグループの商品調達の強みを生かしてアジアの食品やコスメ、雑貨などの品ぞろえを強化する。7月1日に京都の四条河原町にオープンして好調に推移しているアジアグッズ専門店の他、ECにも力を入れる。
ラオックスは2009年に中国で家電量販店を展開する蘇寧電器の傘下に入り、以後は訪日外国人向けの免税店を中心に事業の立て直しを図ってきた。しかしコロナ禍の影響で2020年7月には24店舗のうち半数を閉店し、複数の店舗を休業していた。
閉店に伴い、ラオックスは13日発表の第2四半期決算でたな卸資産評価損として7億2200万円の特別損失を計上している。
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