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「SNSで家族と会話」は80代がシニア層でトップ、70代と大きな差──DMMのネット調査
離れて暮らす家族とSNSでやりとりしているシニア層は80代に多い──DMMファイナンシャルサービスのネット調査でそんな結果が。
TwitterやInstagram、Facebookなどで家族とコミュニケーションしているシニア層は、60代や70代よりも80代に多い──DMMファイナンシャルサービスは8月16日、そんなインターネット調査の結果を発表した。80代のうち52.6%が、離れて暮らす家族とSNSでやりとりしていると回答。60代と70代よりもそれぞれ20ポイント以上多かった。
調査は全国の65〜89歳の男女800人にインターネットで実施。離れて暮らす家族とTwitterなどのオープンSNSでよくやりとりしていると回答したのは、80代が52.6%と最も多く、60代は31.6%、70代は15.8%という結果だった。一方、60〜70代は「対面で会う」がいずれも約40%だったのに対し、80代は20.9%と低い結果も出た。
同社は「対面での会食や会話が難しくなることにより、世代間で(家族とのコミュニケーションに)違いが出ている」「SkypeやZoomを使って会話を楽しむと回答した人もおり、従来の対面での会話や電話、手紙といったコミュニケーション手段に加えて、デジタルツールを使用するシニア層が増えている」と分析している。
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