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横浜の新市長はデータサイエンティスト 「コロナワクチンはデルタ株に効く」研究でも注目
データサイエンティストの山中竹春氏が横浜市長に。「市政のデジタル化推進」も掲げる山中市長が、コロナ禍の市政をどう進めていくか、手腕に注目だ。
8月22日投開票の横浜市長選挙で、データサイエンティストの山中竹春氏(やまなか・たけはる/48歳/無所属新/立憲民主党推薦)が当選した。
山中氏は選挙直前まで、横浜市立大学に医学部教授/データサイエンス研究科長として勤務。今年5月には「新型コロナウイルスワクチンが、デルタ株を含む変異株にも中和抗体の産生を誘導する」という研究結果を発表し、話題になった。
「市政のデジタル化推進」も掲げる山中市長が、コロナ禍の市政をどう進めていくか、手腕に注目だ。
山中氏は埼玉県生まれ。早稲田大学政治経済学部に在学中、数学の重要性を感じて大学院で理転し、理工学研究科を修了。その後は、国内外の大学や研究所でデータサイエンティストとして研究を続けた。
2014年に横浜市立大学医学部教授に就任。2020年に大学院データサイエンス研究科が設立されると研究科長に着任した。
今年5月には、山中氏らのグループが、日本人のコロナウイルスワクチン(ファイザー製)接種者111人を対象にした研究で、ワクチンが、従来株に加えてデルタ株など変異株に対する中和抗体も産生するという結果を発表し、話題になった。
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