Microsoft、ChromebookでのAndroid版Officeアプリのサポート終了 「Office.comに切り替えてください」
MicrosoftがひっそりChromebookでのAndroid版Officeアプリのサポートを終了していた。アプリを開こうとすると「サポートまたは更新は終了しました」と表示され、Office.comへの移行を促される。
米Microsoftは米GoogleのChromebookでのAndroid版Officeアプリのサポートを終了した。Chromebookで例えばMicrosoft WordのAndroidアプリを起動しようとすると、「このバージョンのOfficeアプリのサポートまたは更新は終了しました。このデバイスで最高の最新エクスペリエンスを得るには、Office.comに切り替えてください」というメッセージが表示される。
この画面で「今はしない」をクリックしても、Office.comに飛ばされ、MicrosoftアカウントでログインしてWeb版のOfficeを使うよう促される。
ChromebookではAndroidアプリをインストールして使えるようになっており、Microsoftは2017年にOfficeアプリもこれに対応させた。すべてのChromebookで使えたわけではないが、本校筆者の「Detachable CM3」では利用できていた。
ChromebookやChrome OSについてのブログメディア米About Chromebooksは8月25日(現地時間)に公開した記事で、Microsoftの広報担当者からの「Chrome OS/Chromebookユーザーの皆様に最適化した体験を提供するために、Microsoftのアプリは9月18日からOffice.comなどに移行されます」というメッセージを転載した。
Microsoftのサポートページでも「Android版のOffice、Outlook、OneNote、OneDriveなどは、現在Chromebookではサポートされていません」とある。
Office.comでもAndroidアプリとほぼ同様のことができるが、オフラインでの作業はできない。簡単な操作であればGoogleのDocsやSpreadsheetでOfficeのファイルを開いて編集することはできる。これらのアプリはオフラインでも利用可能だ。
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