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マネーフォワード、SaaS管理サービスに参入 新会社を立ち上げβ版提供
マネーフォワードが社内で導入しているSaaSを一元管理するサービス「マネーフォワード IT管理クラウド」を発表した。2月に設立した新会社、マネーフォワードが開発や運営を手掛ける。すでにβ版を提供しており、年内の正式リリースを目指す。
マネーフォワードは8月27日、社内で導入しているSaaSを一元管理するサービス「マネーフォワード IT管理クラウド」を発表した。2月に設立した新会社、マネーフォワード i(東京都港区)が開発や運営を手掛ける。すでにβ版を提供しており、年内の正式リリースを目指す。
マネーフォワード IT管理クラウドは、企業が導入しているSaaSや、従業員によるアカウントの利用状況を一元的に管理できるツール。退職者のIDを自動検出する機能などを備え、社員が入退社したときのアカウント管理をしやすくできるという。
今後はシャドーITの検出する機能や、導入しているSaaSごとのコストを可視化する機能、使わなくなったアカウントなどをツール上で削除できる機能などを追加する予定。
調査会社の富士キメラ総研によれば、日本における2020年度のSaaSの市場規模は1兆332億円(前年度比123.7%)で、24年度には1兆6054億円に達する見込みという。マネーフォワードはこういった状況や、1社辺りのSaaS導入数も増加傾向にあることを踏まえ、SaaSの管理サービスに参入したとしている。
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