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1日の「STUDIO」障害 IE用サーバクラッシュが原因 デジタル庁も利用中のサービス
9月1日に発生した、STUDIOサービス全体の障害。「IE用サーバに急激なアクセス発生し、クラッシュしたことが原因」という。
ノーコードでWebサイトを作成できる「STUDIO」を運営元のSTUDIO(東京都渋谷区)は、9月1日に発生した、STUDIOサービス全体の障害についで、「Internet Explorer(IE)用サーバに急激なアクセス発生し、クラッシュしたことが原因」と2日に発表した。障害は1日夕までに復旧している。
STUDIOは、クラウドべースのWebサイト作成サービス。企業の公式サイトなどで採用されている他、9月1日に発足したデジタル庁の公式サイトもSTUDIOで作られている。
障害は、1日午後1時33分ごろに発生。STUDIOサービス全体の接続が不安定な状態になり、5時30分ごろに復旧した。
原因は「一部サイト向けのIE用サーバの割り当てが少なく、オートスケールの設定がされていないという状況で、急激なアクセス発生によりIE用サーバがクラッシュ」したこと。
これによりロードバランサーの負荷が増え、STUDIO全サービスに影響が及んだ。さらに、通常の公開サイト向けサーバもオートスケールの上限が設定されていたため、負荷が増大したという。
対策として、IE用サーバーの割当量を増やし、オートスケールを設定したほか、通常の公開サーバのオートスケールの上限を大幅に緩和して復旧させた。
再発防止のため、監視体制やインフラキャパシティの強化、システム全体に障害を与える突発的なアクセスの遮断、といった対策を行う。
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