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ベイスターズ選手のプレイを10以上の視点から視聴 野球観戦アプリをKDDIが開発
KDDIがプロ野球球団の横浜DeNAベイスターズとともに試合観戦専用のアプリを開発した。同球団の本拠地に設置した10台以上のカメラによる多視点映像を実現し、自宅でもバックネット裏など好きな視点から試合観戦ができるという。
KDDIは9月6日、野球選手のプレイを10以上の視点で視聴できるスマートフォンアプリを7日から提供すると発表した。横浜スタジアムに設置した10台以上のカメラを活用し、横浜DeNAベイスターズが主催する試合の映像を配信する。コロナ禍の影響で野球を現地で観戦できる機会が限られることを踏まえ、オンラインならではの体験を提供するという。
カメラはバックネット裏や1塁側、3塁側にそれぞれ3台設置。グラウンド全体を見渡せるようスタンド上部に2台、マスコットキャラクターの手持ちカメラなどイベント特設カメラも1台設置した。ユーザーはこれらの映像を適宜切り替えながら試合を観戦できる。12日以降は、球団OBが守備シフトなど試合の状況を音声で解説する機能も提供する。
2021年のシーズン中はβ版として全機能を無料で提供し、翌シーズン以降に一部の機能を有料化する方針。今後は過去の試合のオンデマンド配信や、ファンと解説者が交流できる機能の追加も検討する。
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