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「デザイン婚姻届」販売サイトでクレカのセキュリティコードなど流出 改ざん受け、ブラウザ入力情報を外部に転送
デザイン婚姻届の販売サイト「婚姻届製作所」が第三者からの不正アクセスを受け、顧客のクレジットカード情報を流出したと発表。
デザイン婚姻届のECサイト「婚姻届製作所」を運営するユナイテッド(山形県米沢市)は9月7日、同サイトが不正アクセスを受け、利用者のクレジットカード情報1131件が流出した可能性があると発表した。システムの脆弱性を突かれ、顧客がWebブラウザで入力した決済情報を不正ファイルに転送するよう改ざんされたのが原因。同社内でカード情報は保持していないという。
流出した可能性があるのは、2020年12月13日から2021年3月21日に同サイトを利用した顧客1131人分のクレジットカード番号、カード名義人名、有効期限、セキュリティコード。対象の顧客には連絡済みで、クレジットカード会社と連携して不正取引を防止するとしているが、一部のカード情報はすでに不正利用された可能性もあるという。
4月2日に、カード会社から情報流出の懸念があると指摘を受けたことで事態が発覚。同日中にカード決済機能を停止した。公表が遅れた理由は「不確定な情報の公開はいたずらに混乱を招き、お客さまへのご迷惑を最小限に食い止める対応準備を整えてからの告知が不可欠」と判断したためという。
再発防止策としてセキュリティ対策と監視体制を強化するという。改修後のECサイトの再開日は未定。
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