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IIJ、国内通話料金を半額に アプリ通話と同額に値下げ

IIJが、個人向けのMVNOサービス「IIJmio」で、専用アプリなどを使わない国内通話の料金を値下げする。これまでは30秒22円だったが、11日から11円に改訂する。総務省が主導する、音声卸料金値下げとの関係についてはコメントを控えた。

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 インターネットイニシアティブ(IIJ)は9月9日、個人向けのMVNOサービス「IIJmio」について、専用アプリなどを使わない国内通話の料金を値下げすると発表した。これまでは30秒22円だったが、11日から11円に変更する。

 MVNOの料金を巡っては6月、携帯大手3社が設定する音声卸料金が長期間見直されてこなかった状況を受け、総務省が料金などを巡る各事業者間の協議が円滑に進むよう環境を整備する方針を示していた。ただしIIJは、今回の値下げと音声卸料金との関係についてはコメントを控えた。

 対象は現在提供中の全プラン。家族など、同じIDでSIMを契約しているユーザー同士の通話料金を割り引くサービスとの併用も認める。IIJは専用の通話アプリ「みおふぉんダイアル」を使うか、電話番号に「0037-691」をつけて発信したユーザーに対し、その通話にかかる料金を30秒11円に変更するサービスをすでに提供しているが、こちらは今後も継続する。

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