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Microsoft、米国オフィスの完全再開を無期限延期

Microsoftは米国オフィスの完全再開時期を「予測しない」と発表した。新型コロナの不確実性を考慮し、「安全が確保された時点で再開する」としている。8月の時点では10月4日に再開する予定だった。

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 米Microsoftは9月9日(現地時間)、レッドモンド本社および米国内の事業所の完全再開予定時期を「新たに予測せず、安全が確保された時点」で決定すると発表した。同社はコロナ禍対策としてのハイブリッドワークを昨年3月から実施している。

 同社はハイブリッドワークを支援するMicrosoft Teams関連の発表の際、事業所再開時期を予測しないことを明らかにした。「新型コロナウイルス感染症の不確実性を考慮し、全面再開時期をあらためて予測することはせず、公衆衛生上のガイダンスに基づいた安全が確保された時点で再開する」。「再開が決定した段階で、30日間の移行期間を設け、従業員が準備できるようにするとともに、データに目を向け、従業員の健康、安全、ウェルビーイングを守るため、引き続き迅速で柔軟な対応を行っていく」。

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ハイブリッドワークについて語るサティア・ナデラCEO

 Microsoftは4月には9月7日に本社キャンパスを完全再開するとしていたが、8月にデルタ株の影響を考慮し、10月4日に再延長していた。

 Amazon、Facebook、Googleはオフィス再開を2022年としている。Googleは8日、「Google Workspace」でハイブリッドワークを支援する新機能やハードウェアを発表した。

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