Amazon、クラウドゲーム「Luna」でChromebookとFireタブレットもサポート
Amazonが米国でプレビュー中のサブスクリプション制クラウドゲームサービス「Luna」が、Chromebookでも利用できるようになった。同社のFireタブレットもサポートする。非サブスクユーザーを招待してマルチプレイできる「カウチモード」も追加された。
米Amazon.comは9月9日(現地時間)、サブスクリプション制クラウドゲームサービス「Luna」に関する複数の発表を行った。
Lunaは同社が昨年9月に発表したサービスで、現在まだ米国の一部のユーザーを対象にテスト中だ。
ChromebookとAmazon Fireタブレットをサポート
Lunaはこれまで、Windows、Mac、iPhone、iPad、Android端末、Amazon Fire TV端末をサポートしていたが、これに米GoogleのChromebookとAmazon Fireタブレットが加わる。
同日発表のスマートテレビ「Amazon Fire TV Omni」シリーズや「Fire TV 4K Max」もサポートする。
月額2.99ドルの「Family Channel」
プライムメンバーは無料で利用できるが、オプションで「バイオハザード7」などをプレイできる月額5.99ドルの「Luna+」、Ubisoftのゲームをプレイできる月額1.99ドルの「UBISOFT+」というプランを用意している(現在はプレビューだが、9月15日から有料になる)。
また、子供にとって安全と考えられる「スポンジボブ」などの35本のゲームにしかアクセスできない「Family Channel」を月額2.99ドルで提供する。
非サブスクユーザーを招待してマルチプレイできる「カウチモード」
「Luna Couch」は友達を招待してゲームをマルチプレイするモード。Steamや米GoogleのStadiaにも同様のサービスがあるが、Luna Couchの場合は招待相手がLunaのサービスに加入していなくてもプレイできる。
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Amazonがクラウドゲームサービス「Luna」を発表した。10月に米国で開始する。早期アクセスのサブスク料は月額5.99ドル。PC、Mac、iOS端末とFire TVで利用可能だ。AWSでホスティングし、専用コントローラも約50ドルで発売する。
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