ロボット掃除機もテレワーク対応に パナ、「ルーロ」に人を避けて掃除する「在宅掃除モード」
パナソニックは、ロボット掃除機「ルーロ」に「在宅掃除モード」を追加するソフトウェアアップデートを10月下旬に実施する。人の足を検知すると半径約50cmのエリアを回避して掃除する。
パナソニックは、ロボット掃除機「ルーロ」に「在宅掃除モード」を追加するソフトウェアアップデートを10月下旬に実施する。テレワークや外出自粛による在宅時間の増加を受け、人のじゃまにならないロボット掃除機を目指した。
対象機種は2020年発売の「MC-RSF1000」「MC-RSF700」「MC-RSF600」。スマートフォン用アプリか本体スイッチで「在宅掃除モード」に切り替えると、レーザーとセンサーで人の足を検知し、足元から半径約50cmのエリアを回避して掃除する。
一通り掃除が終わると足を検知した場所に戻り、人がいなければ掃除する。人がいたために通れず掃除していない場所があれば一緒に掃除するという。
パナソニックが9月に実施した調査によると、ユーザーの約半数は在宅時にもロボット掃除機を使用していた。今回の在宅掃除モードに、ルーロの「音ひかえめ」設定、ルーロに入ってほしくない場所を指定できる「エリア設置」などを組み合わせ、在宅中もストレスなく使えるロボット掃除機として訴求する。
この他、アップデートではパナソニック製IoT洗濯機やエアコンの状況を知らせる機能もルーロに追加される。例えば洗濯が終わる時間になると「まもなく洗濯が終わります」とルーロが音声で案内する。
「ゴミの日」「薬の時間」なども登録できる他、他社サービスとの連携も進める。2022年春には天気予報や宅配便の着荷予定などをルーロが知らせるようになるという。
関連記事
- 掃除しにくい場所を指摘するロボット掃除機 パナソニックが「ルーロ」アップデート
パナソニックは、ロボット掃除機「RULO」(ルーロ)のソフトウェアアップデートを4月下旬から実施する。 - 自分を持ち上げ障害物を乗り越えるロボット掃除機、パナソニックが商品化 fuRoの技術を導入
パナソニックが千葉工業大学未来ロボット技術研究センターの技術を採用したロボット掃除機を発売する。レーザーを使ったマッピング技術に加え、本体を持ち上げて障害物を乗り越える機構を実現した。 - 毎分3000回モップを振動させて水ぶきするロボット掃除機、9月発売
Beijing Roborock Technologyは30日、水ぶき機能を強化したロボット掃除機を発表した。毎分3000回振動させてこびり付いた汚れに対応するという。 - 「ヘルシオ」の音声を変えるサービス、シャープが提供 第1弾は緒方恵美さんと「戦国BASARA」
シャープは24日、「ヘルシオ」など発話機能を搭載する家電の音声を声優やアニメ/ゲームキャラクターの声に変更するサービス「COCORO VOICE」を発表した。10月27日から声優の緒方恵美さんや「戦国BASARA」のキャラクターの声を販売する。 - Amazon Echo Studioをデュアルで使ってみたら最高だった件
Amazonプライムデーで安く入手したAmazon Echo Studio。古い製品だが、ステレオペアにするとコスパの高いオーディオ環境を構築できる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.