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スマホ向けATOKの買い切り版、10月末でサポート終了へ Android版はサブスクで継続
ジャストシステムは、日本語入力アプリ「ATOK for Android」「ATOK for iOS」のサポートを10月末で終了する。Android版はサブスク型の「ATOK passport」で利用可能だが、iOS版はいったん終了となる。
ジャストシステムは、買い切り型の日本語入力アプリ「ATOK for Android」「ATOK for iOS」のサポートを10月末で終了すると発表した。
Android版は2011年、iOS版はiOS 8で実装されたサードパーティーへのIME解放に合わせて14年に登場。ジャストシステムは、サポート終了後も使用できると案内しているが「OSアップデートなどには対応しない」としている。
サブスクリプション型の「ATOK passport」は今後もアップデートを提供する予定で、Android版はpassportを契約することで引き続き利用可能。一方、iOS版はATOK passportで提供されておらず(Windows、mac OS、Android OSのみ)、事実上iOS版のATOKはいったん終了となる。
ジャストシステムはiOS向けのATOKも開発を続けており、発表の際には改めて告知するとしている。
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