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メタバースの原典、『スノウ・クラッシュ』が復刊 早川書房から2022年1月に出版予定

仮想空間サービス「メタバース」の原典として知られる書籍『スノウ・クラッシュ』が復刊されることが分かった。早川書房の編集者がTwitterで明らかにした。

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 仮想的な3次元空間を意味する「メタバース」の原典として知られる書籍『スノウ・クラッシュ』が復刊される。早川書房の編集者である一ノ瀬翔太さんが自身のTwitterアカウント(@shotichin)で11月1日に復刊を示唆するツイートを投稿。同社に確認したところ復刊は事実としている。

 『スノウ・クラッシュ』は、SF作家のニール・スティーヴンスンさんが1992年に発表したSF小説。作品内に登場する架空の仮想空間を「メタバース」(MetaとUniverseの造語)と名付けており、現在まで仮想的な3次元空間の総称として使われるメタバースの原典として知られている。


2001年に早川書房が出版した『スノウ・クラッシュ』

 メタバースを巡っては、Facebookが10月に社名を「Meta」に変更することを発表。「これからはメタバースファーストになる」と注力する姿勢を見せている他、国内でもグリーがライブ配信事業を軸にメタバースへ参入することを発表。2024年までに100億円の事業投資を予定するなど、各業界から注目を集めている。

 書籍は2022年1月に早川書房から上下巻で出版予定。本体予定価格は1000円としている。

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