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グリー、ライブ配信を軸に仮想空間「メタバース」事業に参入 3年で約100億円を投資
グリーが、子会社のREALITYを中心に「メタバース」事業へ参入する。3年後までに100億円規模の事業投資を行い、200人強の開発者の採用を計画しているという。
グリーは8月6日、バーチャルライブ配信アプリ「REALITY」を手掛ける子会社のREALITYを中心に、多数の利用者が同時参加できる仮想空間「メタバース」事業へ参入すると発表した。2024年までに100億円規模の事業投資を行い、世界中で数億人のユーザーを獲得するという。合わせて200人以上の開発者の採用も計画する。
メタバースは、アバターの体を通じて他プレイヤーとの交流や仕事、遊びなど実社会に近いレベルの自由な活動ができる仮想空間のこと。
グリーは子会社のREALITYを通じ、バーチャルライブ配信事業を展開している。「ライブエンターテインメント事業をメタバース事業と再定義する」(同社)として、REALITYの事業を加速させる考えを示した。
ユーザー自身の手で仮想空間を創造する機能や、仮想空間内でのオリジナルアイテムの作成や販売によって収入が得られる機能の実装など、クリエイターエコノミーの形成を目指す。
メタバース事業を巡っては、米Facebookも参入を発表しており、7月26日にはメタバースを実現するための組織「Metaverse product group」の立ち上げを発表。同社のマーク・ザッカーバーグ代表は自身のFacebookで「(メタバースは)モバイルインターネットの次のコミュニケーションプラットフォームになる」とコメントしていた。
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