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東急リバブルがマンション価格査定AI開発 誤差1.98% 査定業務を年間1万5000時間短縮へ
東急リバブルが、マンション価格査定AIを開発した。同社の査定担当者と同等の水準で不動産価格を算出可能で、査定にかかる時間を年間約1万5000時間削減できる見込み。
不動産売買を手掛ける東急リバブルは11月9日、マンション価格を査定するAIを開発したと発表した。同社の査定担当者と同等の水準で不動産価格を算出可能で、査定にかかる時間を年間約1万5000時間削減できる見込み。
マンション価格査定AIは、東急リバブル査定担当者の査定データ1000件を学習。東急リバブルの査定ルールと、査定担当者の経験則の両方を考慮した判断に対応した。査定の参考になる類似の取引事例が少ないなど、査定結果に注意すべき場合には担当者に通知する機能も備える。
AIによる推定と実際の査定額との誤差の中央値は1.98%。最大でも7.96%。東急リバブルは、マンション価格査定AIの活用で業務負担軽減の他、高品質でスピーディーなサービスの実現、働き方改革の推進、コンサルティングサービスの充実などの効果が期待できるとしている。
同社は今後、マンション価格査定AIを現行の査定システムに連携させ、2022年初頭から順次、売買仲介店舗のシステムに組み込む。AIのサービス提供も検討する。
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