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Google、「Pixel 6」シリーズの指紋認証問題を改善するアップデート
「認証が遅い」と苦情のあった「Pixel 6」シリーズに、指紋センサーの改善を含むアップデートが配信される。すべての取り扱いキャリア端末とロック解除モデルにロールアウト中だ。
米Googleは11月17日(現地時間)、北米と日本で販売する「Pixel 6」および「Pixel 6 Pro」のみを対象とするソフトウェアアップデートを実施すると発表した。「指紋センサーのパフォーマンスの改善が含まれる」としている。日本ではKDDI、DoCoMo、楽天モバイル、ソフトバンクの端末に、16日からロールアウトしていく。
Googleの発表より前に、KDDIがauのページで「指紋認証機能の改善」のアップデートを11月17日に開始すると告知した。
アップデートできたかどうかは[設定]→[デバイス情報]→[ビルド番号]で確認できる。アップデート後のビルド番号は「SD1A.210817.037」だ。
Googleストアから購入したロック解除モデルの場合もアップデートの対象。本稿執筆現在、筆者のロック解除モデルにはまだこのアップデートは届いていない。
Pixel 6/6 Proの指紋認証は、Pixelシリーズで初めてディスプレイ内センサーを採用している。ユーザーから認証が遅いという苦情がTwitterで上がった際、Googleは「強化されたセキュリティアルゴリズムを採用しているため、場合によっては検証に時間がかかったり、センサーにしっかり指紋を接触させなければならないことがある」とリプライしていた。
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