「Pixel 6」の「指紋認証が遅い」というツイートにGoogleがリプライ
ディスプレイ内センサーを採用した「Pixel 6」の指紋認証の反応が悪いというツイートにGoogle公式が返答。「強化されたセキュリティアルゴリズム」を採用したため、時間がかかると説明した。
「私は新Pixel 6が本当に気に入っているが、指紋認証が体験を台無しにしている」というユーザーの11月6日(現地時間)のツイートに、米Googleの公式Twitterアカウントが10分後に返答した。
Pixel 6シリーズの指紋認証は、背面ではなくディスプレイ内の光学式センサーによるものだ。Pixelシリーズでディスプレイ内センサーを採用するのはこれが初。
ユーザーのツイートは「ロック解除できるまでに6、7回トライしなければならないことがよくある。ソフトウェア更新で改善されるのを期待しているが、改善されなければこの端末をあきらめるかもしれない」と続く。
これに対しGoogleは「ご面倒をかけて申し訳ありません。Pixel 6の指紋認証センサーは強化されたセキュリティアルゴリズムを採用しています。そのため、場合によっては検証に時間がかかったり、センサーにしっかり指紋を接触させなければならないことがあります」と説明し、ヘルプページのトラブルシューティングを参照するよう促した。ソフトウェア更新による改善の予定については触れていない。
ツイートには多数のリプライがつき、このユーザーが保護フィルムを貼っていることが分かったが「今どき保護フィルムを貼ったら使えない機能などありえない」などのコメントが寄せられた。「Pixel 4の顔認証が懐かしい」「Pixel 7ではPixel 5の背面指紋認証を復活させてほしい」などのコメントもあった。
ちなみに、本稿筆者はPixel 6 Proを使っている。たしかにPixel 5より反応が遅いが、指紋のマークの上に指紋を登録した指をしっかり押し付ければたいていは1回でロック解除できている。
関連記事
- Androidスマホに慣れた人が「Android 12(Pixel 6)」を使うときに気を付けたい2つのポイント
Android 12がリリースされました。新たなUI「Materials You」の採用が大きな特徴ですが、そのリードデバイスである「Pixel 6シリーズ」では気を付けるべき仕様変更が2つあります。筆者も戸惑ったポイントを解説します。 - 独自プロセッサ×音声認識が“文字起こし”に革命を? 「Pixel 6 Pro」全力レビュー(後編)
Googleのオリジナルスマートフォン「Pixel 6 Pro」は、独自プロセッサ「Google Tensor」を搭載している。これが、機械学習ベースのAI処理に大きな改善をもたらしており、カメラの画像処理だけでなく音声認識処理で大活躍する。普段使いのスマホとしての利便性と合わせてチェックしていこう。 - auとソフトバンク、「Pixel 6シリーズ」を10月28日に発売 独自プロセッサ「Google Tensor」搭載
auとソフトバンクが、10月28日に5Gスマートフォン「Pixel 6」を発売する。ソフトバンクでは同日、「Pixel 6 Pro」も国内キャリアとしては独占的に発売する。 - Googleの新スマホ「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」正式発表 10月28日発売 直販価格は7万4800円から
Googleがチラ見せを続けてきた「Pixel 6」と「Pixel 6 Pro」が正式発表された。Google Storeでの販売価格は税込みで7万4800円からで、Pixel 6はauとソフトバンク、Pixel 6 Proはソフトバンクからも発売される。【追記】
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.