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トヨタ、バッテリーEVに本腰 15車種を一斉披露、2030年までに30車種展開へ
トヨタ自動車は2022年発売予定のBEV「bZ4X」以外に、開発を進めているトヨタ・レクサスブランドのバッテリーEV15車種を披露した。SUVタイプからセダン、スポーツカーなどを複数のモデルを2025年ごろまでに順次投入するとしている。
トヨタ自動車が、完全に電力のみで走行するクルマ「バッテリーEV」(BEV)に本腰を入れる。同社は12月14日、2022年発売予定のBEV「bZ4X」以外に、開発を進めているトヨタ・レクサスブランドのBEV15車種を披露した。SUVタイプからセダン、スポーツカーなどを複数のモデルを2025年ごろまでに順次投入するとしている。
30年までにトヨタのBEVを30車種投入し、同年までにグローバルで年間350万台の販売を目指す。併せて、レクサスブランドも2030年までに欧州や北米、中国でのBEVのシェア100%、グローバルで100万台の販売、2035年にはグローバルでBEVのシェア100%を目指すと発表。
BEVの動力源となるバッテリーにも投資を加速する考えだ。「9月に発表した電池関連の新規投資額を1.5兆円から2兆円に増額し、さらに先進的で良品廉価な電池の実現を目指す」(豊田章男社長)
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