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TikTokで話題のレシピを再現して配達する「TikTok Kitchen」、米国で開始
TikTokは2022年、プラットフォームでバイラルになったレシピをデリバリーする「TikTok Kitchen」を米国で開始する。ゴーストキッチンのVDCとの提携で実現。売り上げの一部はクリエイターに還元する。
中国ByteDance傘下の米動画共有サービスTikTokは、TikTok上で話題になったレシピを再現して配達する新サービス「TikTok Kitchen」を米国で来年立ち上げる。同社と提携する米ゴーストキッチンプラットフォームのVirtual Dining Concepts(VDC)が12月17日(現地時間)に発表した。
レストランオーナーはTikTok Kitchenに参加することで、TikTokでクリエイターが紹介したことで話題になったレシピを公式として再現し、デリバリーメニューとして販売できる。
参加レストランにはTikTokがレシピや専用パッケージを提供する。TikTok上の流行の移り変わりは激しいので、メニューは四半期ごとに更新する。
最初に販売する予定のレシピの1つ、パスタを揚げたチップス「Feta Pasta」は、Googleの2021年のグローバルでの急上昇ワードの3位だった。
この件を最初に報じた米Bloombergによると、売り上げの一部をクリエイターに還元するという。
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