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ソニー「α7IV」は次世代のスタンダードになり得るか? 進化したところ、足したいところ荻窪圭のデジカメレビュープラス(2/5 ページ)

ソニーの「α7III」の実機を試用した。「α7III」から4年弱の間にどれだけカメラとして進化したのか、そしてα7IVが目指した次世代のスタンダードは何か?

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 なお、α7IIIで欠点とされたファインダー(画素数が少なくてちょっと粗かった)は、約236万ピクセルから約369万ピクセルに増えてぐっと見やすくなっている。


リアルタイム瞳AF中。周辺部が荒れてるのはファインダー内をiPhoneで撮ってるから。EVFはワンランクアップして見やすくなった

 せっかくなので2021年春に出た小型軽量の単焦点レンズ、50mm F2.5でも撮ってみた。軽くてコンパクトだが写りは滑らかでよい。


α7IVに装着した50mm F2.5。絞りリングが付いているのも特徴だ

50mm F2.5で瞳AF撮影。階調もボケの柔らかさもすごくいい。フォーカスもきちっときていて実に良い写りである(50mm 1/125秒 F2.5 ISO100)

 続いて動物瞳AF。草むらに隠れていた猫を狙ってみた。


キッチリ猫の瞳を捕まっているのが分かる

 で、モニターを開いてローアングルで。α7IIIはチルト式だったが、α7IVはバリアングル式になった。


いったん開いて回すバリアングル式に

逆光気味だったのでプラスの補正を。モニターを開いてしゃがんで撮影した(24-105mm 105mm 1/125秒 F4 +2/3 ISO500)

 瞳AFシリーズ最後は新たに搭載された鳥瞳AF。


ファインダー内を撮影。ちゃんと鳥の瞳にフォーカスがきている。一度瞳を捕まえるとこのくらい横を向いても追ってくれる

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