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ソニー「α7IV」は次世代のスタンダードになり得るか? 進化したところ、足したいところ:荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/5 ページ)
ソニーの「α7III」の実機を試用した。「α7III」から4年弱の間にどれだけカメラとして進化したのか、そしてα7IVが目指した次世代のスタンダードは何か?
今回の鳥写真は取り回しやすい70-300mm F4.5-5.6で。
ただ、動物や鳥はあっち向いたりこっち向いたり勝手にするものなので、瞳を見失ったらそのまま頭部を追いかけるくらいの工夫はほしい気がする。
連写は最高で約秒10コマ。この辺はスタンダードモデルであり、超高速連写がほしい人は「α9」を使ってねって感じなのだろう。
ISO感度はISO100からISO51200で、拡張ISO感度でISO204800まで上げられる。高感度には強いけど、常用したいのはISO12800くらいかな。
かくして、背面モニターがチルト式からバリアングル式に変更された(ここ1〜2年のモデルで見るとα1以外はバリアングル式)のは大きな変更点だが、少なくともクオリティー面ではα7IIIより十分に進化してる。
でもそれだけでは「次代の、新基準へ」というには弱い。
その本質はどこにあるか。
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