FF14、混雑解消にめど 25日から新規ユーザー受け入れ
スクウェア・エニックスは14日、FF14の混雑解消に向けたロードマップを公開し、新規プレイヤー向けのダウンロード版販売を再開すると発表した。
スクウェア・エニックス(スクエニ)は1月14日、MMO RPG「ファイナルファンタジーXIV」(FF14)の混雑解消に向けたロードマップを公開し、新規プレイヤー向けのダウンロード版販売を再開すると発表した。25日午後5時から販売する。
FF14の吉田直樹プロデューサー兼ディレクターによると、オセアニアデータセンターを1月25日にオープンして5ワールドを追加するという。これにより現在、日本や北米、欧州のデータセンターでプレイしている人たちが移転でき、混雑が緩和される見通し。
新規プレイヤー向けのDL版販売は25日午後5時に再開する。ただしフリートライアル版については「少し様子を見てから」としている。
26日からは混雑のために中止していた「ホームワールドの変更サービス」も再開する。オセアニアの新設ワールドへの変更は無料。
スクエニは今後も継続的にワールドを追加する考え。北米と欧州のデータセンターでは夏と2023年春の2回に分けて作業を予定している。来春までに北米は8個、欧州に12個のワールドが新たにオープンする。
一方、日本データセンターでは論理データセンターを追加して1ワールドあたりの同時ログイン数上限を引き上げる考え。日本データセンターには現在32個のワールドが存在するが、吉田プロデューサーによるとこれらは2013年のリリース時に強引に増やしたもので効率が悪く、混雑の要因になっているという。
日本では7月ごろにデータセンターを最も効率的な構成に変更する作業を実施し、収容人数を現在の上限数から5万以上引き上げるとしている。作業の際はプレイヤーに負担をかけるが、「できる限りのサポート」を約束した。
FF14は20年7月ごろから北米や欧州のワールドを中心に新規プレイヤーが急増し、12月の拡張パッケージ「暁月のフィナーレ」リリースで混雑に拍車がかかった。スクエニは12月16日にパッケージ販売を中止。それでも長時間のログイン待ちが発生しており、ネット上で「ログイン戦争」などと話題になっていた。
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