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さくらのレンタルサーバがリニューアル 価格据え置きで最大で性能5倍の新サーバ提供へ
さくらインターネットが、従来と比べて最大で5倍の性能を発揮する新サーバを「さくらのレンタルサーバ」で提供する。価格はこれまでと同じで、2月から提供する予定。
この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「さくらのレンタルサーバがリニューアル、価格据え置きで最大で性能5倍の新サーバ提供へ。既存ユーザーの移行も可能」(2022年1月18日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
さくらインターネットは、同社が提供する「さくらのレンタルサーバ」で、従来と比べて同一価格で最大で5倍の性能を発揮する新サーバの提供を発表しました。
さくらのレンタルサーバは、マネージドサービスとしてサーバを利用できるサービス。スーパーユーザーとしてサーバの操作はできませんが、複数の利用者でサーバを共有することでサーバを安価に提供しつつ、手軽にWebサーバやメールサーバなどを構築できることが大きな特徴です。
新サーバはプロセッサ、メモリともに強化し、ストレージをSSDにすることで、最大5倍の性能を従来と同じ価格で提供すると説明されています。
これによりWordPressなどが従来より高速に動作し、サイト表示や管理画面などレスポンスが良くなるなどの改善が期待できます。
新サーバの提供開始は2月の予定。既存ユーザーが新サーバへ引っ越しするための引っ越しツールも提供予定とのことです。
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