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新国立劇場が「Google Arts&Culture」で資料公開 劇場の参加は初
新国立劇場は、米Googleが運営する「Google Arts&Culture」で舞台衣裳や新国立劇場にまつわるデジタル資料のオンライン公開を始めた。劇場の参加は新国立劇場が初めて。
新国立劇場(東京都渋谷区)は、米Googleが運営する「Google Arts&Culture」で舞台衣裳や新国立劇場にまつわるデジタル資料のオンライン公開を始めた。劇場の参加は新国立劇場が初。
オペラやバレエの舞台写真、小道具のデジタル画像などを提供した他、新国立劇場の歴史が分かるストーリー仕立てのオンライン展示も行う。「舞台鑑賞だけではない劇場の楽しみ方、観劇を楽しめるコンテンツを提供する」としている。
Google Arts&Cultureは、Googleが2011年から非営利で提供しているデジタル美術館。世界各地の美術館や博物館とコラボレーションし、高解像度の画像やパノラマビューなどを生かして収蔵品を紹介している。
現在は世界各地にある2000を超える美術館や博物館がGoogle Arts&Cultureに参加。収蔵した作品や文化遺産は600万点以上という。利用者はWebブラウザかスマートフォンアプリ(iOS、Android)で閲覧できる。
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