Twitter、認証済みNFTをプロフィール画像に──iOS版「Twitter Blue」で
Twitterがプロフィール画像として認証済みNFTを選択できるようにした。サブスクサービス「Twitter Blue」のiOSアプリでのみ設定可能。認証済みNFTは輪郭が六角形で表示される。
米Twitterは1月20日(現地時間)、有料サービス「Twitter Blue」(日本ではまだ提供していない)のiOS版で、プロフィール画像として認証済みNFTを選べるようにしたと発表した。
これまでもNFTをプロフィール画像にしているユーザーは多いが、認証済みかどうかは分からなかった。新たな方法でNFT画像をプロフィール画像に設定すると、円形ではなく六角形の輪郭になる。Twitter Blueの公式アカウントのプロフィール画像も認証済みNFTになっている。
設定は簡単だが、当然何らかのNFTを所有している必要がある。iOS版Twitterアプリの[プロフィールを編集]でプロフィール画像をタップすると表示されるメニューに「NFTを選択」という項目が表示され、これをタップ、「自分のウォレットに接続」ボタンをタップ、ウォレット一覧(デモ動画に表示されるのはCoinbase Wallet、Rainbow、MetaMask、Trust、Argent、Ledger Live)から接続したいウォレットを選択、表示される保有NFTコレクションからプロフィールに使いたい画像をタップして選ぶ。
FAQによると、プロフィールに使っているNFTを売却してもそのまま表示し続けることが可能だ。ただし、認証を示す六角形の輪郭ではなくなる。
Twitter上の六角形プロフィールをクリックすると、NFTの所有者、プロパティなどの情報が表示される。
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