“液タブ”にもなる「Surface Laptop Studio」日本上陸 20万9880円から 3月1日発売
ディスプレイを180度回転させて閉じることができ、専用のスタイラスペンで、液晶ペンタブレットのように使えるノートPC「Surface Laptop Studio」が日本に上陸する。日本マイクロソフトが3月1日より販売を開始する。
日本マイクロソフトは1月27日、米Microsoftが2021年9月に発表したクリエイター向けノートPC「Surface Laptop Studio」を日本でも販売すると発表した。ディスプレイを180度回転させて閉じることができ、専用のスタイラスペンとともに液晶ペンタブレットのように使えるのが特徴。同日から予約注文を受け付け、3月1日に販売を開始する。
液晶ディスプレイは、アスペクト3:2の14.4インチ「PixelSense Flowタッチディスプレイ」を採用。解像度は2400×1600ピクセルで、120Hzのリフレッシュレートに、Dolby Visionをサポートする。タッチの他、4096段の筆圧検知に対応するスタイラスペン「Surface スリム ペン 2」が使用可能だ。
「Dynamic Woven」ヒンジを採用し、ディスプレイは3つのモードに対応。通常のノートPCのように使える「Laptopモード」、ディスプレイを手前に引き出す「Stageモード」、ディスプレイを180度回転させて閉じる「Studioモード」に対応する。
CPUは、第11世代Intel Core i5-11300H/Core i7-11370Hを採用。どちらもクアッドコアとなる。Core i7モデルには、外部GPUとしてNVIDIAのGeForce RTX 3050 Ti(GDDR6 4GB)を内蔵する。メモリは16GB/32GB、SSDは256GB/512GB/1TB/2TBから選択できる(取り外し可能)。OSはWindows 11だ。
インタフェースは、Thunderbolt 4ポート×2、3.5mmヘッドフォンジャック、Surface Connectポート×1を内蔵。1080p対応のフロントカメラ、2つのスタジオマイク、Dolby Atmos対応の「Omnisonic」スピーカーを搭載する。筐体の素材はマグネシウムとアルミを使用しており、重さはCore i5モデルが1742g、Core i7モデルが1820g。
価格は、Core i5/16GBメモリ/256GB SSD/内蔵GPUで20万9880円(以下税込)、SSDを512GBに置き換えたモデルは23万1880円。Core i7/16GBメモリ/512GB SSD/Geforce RTXを搭載する上位モデルは27万380円、メモリを32GB/SSDを1TBに置き換えたモデルは34万1880円、さらに2TBに増量したモデルは39万280円となる。
関連記事
- 新型Surfaceは画面がひっくり返って「液タブ」に クリエイター向け「Surface Laptop Studio」登場
米Microsoftは9月22日(現地時間)、同社のモバイルデバイス「Surface」シリーズの最新モデル「Surface Laptop Studio」を発表した。クリエイター向けに位置づけられており、ディスプレイが180度回転することで、液晶ペンタブレットのように使うことができる。 - 2画面スマホ「Surface Duo 2」1月11日発売 18万4580円〜
- 「2画面スマホ」はスマートフォンの未来か 「Surface Duo 2」海外モデルを取り寄せて検証してみた
2画面スマートフォン期待の新星「Surface Duo 2」を入手した筆者が、このジャンルの可能性と課題を考える。 - Microsoft、3万580円からの教育機関向けPC「Surface Laptop SE」でChromebookに対抗
Microsoftは「中学校向け」の新ノートPC「Surface Laptop SE」を発表した。日本での販売価格は3万580円から。搭載するOSは「Windows 11 SE」だ。 - Microsoftが2021年Surfaceイベントで発表したことまとめ
Microsoftが恒例秋のSurface新製品発表イベントを開催。「Windows 11」搭載の4端末と、折りたたみAndroid端末「Duo 2」などを発表した。Windows端末は10月5日発売の予定だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.