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携帯3社、トンガでのサービスが一部復旧 衛星回線で音声通話やSMSが復活
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクは1月28日までに、火山噴火があったトンガ王国での国際通信サービスが一部復旧したと発表した。
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクは1月28日までに、火山噴火があったトンガ王国での国際通信サービスが一部復旧したと発表した。
NTTドコモは衛星回線を活用して音声通話、SMSの送受信をできるようにしたが、現在も利用しづらい状態が続いている。国際ローミングによるデータ通信は依然としてできない。
KDDIは音声通話、SMS送受信、データ通信が復旧したが「つながりにくい場合がある」としている。
ソフトバンクは音声通話、SMS送受信ともに利用可能だが、データ通信は利用しづらい状況。いずれも完全復旧のめどは立っていない。
トンガでは1月15日(現地時間)、火山島フンガトンガ・フンガハアパイが噴火。噴火の影響で海底の通信ケーブルが損傷し、各種通信サービスの提供が困難な状況になった。
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