最も満足度が高いスマホのタッチ決済、2位「iD」を抑えて1位になったサービスは？ MMD調査

MMD研究所が「2022年1月スマートフォン決済（非接触）の満足度調査」を実施。総合満足度はモバイルWAONが1位を獲得した。

[ITmedia]

　MMD研究所は1月31日、「2022年1月スマートフォン決済（非接触）の満足度調査」の調査結果を発表した。「総合満足度」の項目は1位にモバイルWAONがラインクイン。2位はiD、3位は楽天Edy、4位はnanacoモバイル、5位はモバイルSuica、6位はQUICPayだった（各サービスn=150）。

タッチ決済の総合満足度調査

　より細かな満足度の項目として、「お得部門」「信頼部門」に加え、家族や友人に勧めたいかどうかを指標とした「NPS」（ネットプロモータースコア：顧客推奨度）はモバイルWAON、「アプリデザイン部門」「利便性部門」はモバイルSuicaが1位を獲得した。

NPSスコアはモバイルWAON

　各社のタッチ決済をメインで利用している人に利用頻度を訪ねたところ、「1週間に1回以上利用する」と答えた人はiDとモバイルWAONが68.0％とトップ。次いで楽天Edyが66.0％、モバイルSuicaが62.0％、QUICPayが60.0％、nanacoモバイルが54.0％だった。

利用頻度の高さはiDとモバイルWAONが同率

　タッチ決済を使い始めた理由（複数回答可）については、「会計がスピーディーに終わるから」が32.6％でトップ、「ポイントがたくさんたまるから」が28.0％、「クレジットカード登録をすればカードを出さなくて済むから」が22.7％と続いた。

タッチ決済を使い始めた理由

　調査は、スマホの非接触決済6サービスをメインで利用する18歳から69歳までの男女900人を対象に、インターネット上で実施した。期間は2022年1月1日から5日まで。