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50年ぶりの「OM-1」は王道進化を遂げたOM-Dだった:荻窪圭のデジカメレビュープラス(4/4 ページ)
1972年の初代「OM-1」(当初はM-1)から50年という節目に登場した21世紀の「OM-1」。発表時にほんのちょっとだけ触る機会を得たのでそのリポートをお届けしたい。
1本は12-40mm F2.8のハイエンド標準ズームといえる定番レンズ。これがリニューアルした。
もう1本は40-150mmF4の望遠ズーム。これがコンパクトですごく軽いのだ。マイクロフォーサーズならではの機動力を生かせる望遠レンズということで実用性は高そうだ。
OM-Dシリーズの良さはレンズを含めたシステムがハイエンド機と思えないほどコンパクトに収まりつつ、めっちゃ頑丈で水につよくてめっちゃ手ブレ補正が強力、という点にあった。
いわば、苛酷なフィールドに持ち出してこき使え、ってカメラだ。そんなカメラに必要なのは、画素数よりも高感度性能やダイナミックレンジであり、一瞬のタイミングを捉える速さなわけで、極めて王道的な進化をしたOM-1なのである。
今までE-M1シリーズを使っていた人は買い換えたくなるに違いないと思う。
わたしもレビューでじっくり触ってみるのが楽しみ。
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