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ビジネス向け「LINE WORKS」、NPOなどに無償提供 終了時期は未定
ワークスモバイルジャパンが、ビジネス向けグループウェア「LINE WORKS」を非営利団体などに期間限定で無償提供するキャンペーンを始めた。期間限定としているが、無償期間の具体的な終了時期は未定。
LINEグループのワークスモバイルジャパンは2月21日、ビジネス向けグループウェア「LINE WORKS」を、一定の条件を満たす非営利団体などに無償提供するキャンペーンを始めた。期間限定としているが、無償期間の具体的な終了時期は未定。
LINE WORKSはコミュニケーションツール「LINE」をベースに、掲示板やクラウドストレージ機能などを加えたグループウェア。今回のキャンペーンでは、1000人までが利用でき、最大50GBのストレージ容量を使える「非営利団体向け特別プラン」を無償提供する(通常提供している無料プランは100人まででストレージ容量5GB)。
対象は(1)特定の法人の傘下・管理下にない、(2)これまでにLINE WORKSを使ったことがない、(3)活動目的が明確──といった条件を満たす非営利団体か任意団体。ワークスモバイルジャパンはPTAやボランティア団体、地域自治会、医師会、部活などの利用を見込むとしている。
2021年に同じ取り組みを行ったところ、約6万団体から応募があったことから、シェア拡大に向け再度実施する。
申し込みは専用のWebフォームで受け付ける。募集の終了時期は未定。応募に対してはワークスモバイルジャパンが独自に定めた基準での審査も行う。
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