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「ヤックル」みたいな四足歩行ロボ、川崎重工が開発中 人が乗って操縦も可能
川崎重工業は、映画「もののけ姫」に登場する架空の動物「ヤックル」のような四足歩行ロボット「RHP Bex」を開発している。同ロボットは、100kgまでの荷物を運ぶ積載能力を持ち、人が乗って操縦することもできるという。
川崎重工業が、映画「もののけ姫」に登場する架空の動物「ヤックル」のような四足歩行ロボット「RHP Bex」を開発している。同ロボットは、100kgまでの荷物を運ぶ積載能力を持ち、人が乗って操縦することもできるという。歩行モードと車輪移動モードの2つの移動形態を使い分けられる。
開発責任者である掃部雅幸さん(工学博士)は「ヒューマノイドロボットと車輪自走ロボット、この中間の領域にビジネスがあるのではないかと考えた」と開発経緯を説明。RHP Bexは、建築現場での資材や、農地で人が収穫した作物などの運搬作業での使用を想定しているという。
歩行動作は、人による大まかな遠隔指示と、ロボットに搭載したジャイロセンサーなどの情報を基に、ロボット制御システムなどを開発するアスラテック(東京都港区)が開発した制御システム「V-Sido」が自動で作り出す。屈伸などの全身動作も生成しているとしている。
RHP Bexは、3月9日から開催中の「2022国際ロボット展」で初公開する。実際に人が乗ってロボットを操縦するデモンストレーションも実施予定。
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