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Google Forms APIが正式リリース Googleフォームの作成や編集、集計をプログラミングで制御可能に
「Googleフォーム」をAPI経由で作成、編集できる「Google Forms API」が正式版に。プログラムから自動的にフォーム画面を作成・編集し、公開できるようになった。
この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「Google Forms APIが正式リリース。Googleフォームの作成や編集、集計などをプログラミングで制御可能に」(2022年3月22日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
アンケートやクイズなどを簡単に制作できる「Googleフォーム」をAPI経由で作成、編集できる「Google Forms API」が正式版となったことを、米Googleが発表しました。
Googleフォームは、質問項目や選択肢が並んだフォーム画面を作り、公開すると、自動的に結果がGoogle Spreadsheetに集計され、容易にグラフ化などができるというサービスです。
Webブラウザから参照でき、デスクトップにもモバイルにも対応します。Google Forms APIによって、プログラムから自動的にフォーム画面を作成、編集し、公開することが可能になります。
これにより、迅速なフォーム作成機能を用いた大規模なアンケート調査だけでなく、受信した回答にもプログラムで対応できるようになるため、リアルタイムで集計結果が表示されるダッシュボードの実現、返答や集計結果などをトリガーとしたワークフローの起動などがユースケースとして考えられます。
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