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ロシアへのノートPC輸出が禁止に ぜいたく品の一つとして 4月5日から
日本政府はウクライナ情勢を受けたロシアへの禁輸措置として、4月5日からノートPCを含むぜいたく品の輸出を禁止する。
経済産業省は3月29日、ウクライナ情勢を受けたロシアへの禁輸措置として、4月5日からぜいたく品の輸出を禁止すると発表した。対象品目にはノートPCや高級時計、乗用車、バイクなどが含まれる。
25日に外国為替及び外国貿易法によるロシアへのぜいたく品の禁輸措置が閣議了解されたことを受け、29日中に政令「輸出貿易管理令」の一部を改正する政令が閣議決定される予定。
ノートPCは通達「輸出貿易管理令の運用について」の改正(3月5日)により輸出規制がかかっていたが、人道目的など特定の条件で輸出を承認できる場合があった。今回の決定で「携帯用の自動データ処理機械(少なくとも中央処理装置、キーボード及びディスプレイから成るものに限る)」の輸出を明確に禁止する。
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