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Niantic、Magic LeapがリストラしたXRチームのNZXRを買収
Nianticは、ARスタジオのNZXRを買収した。NZXRはMagic Leapがパンデミック中にリストラしたXR(クロスリアリティ)担当チームが立ち上げたスタジオだ。チームは「現実世界のメタバース」開発に参加する。
「Pokemon GO」(ポケモンGO)などで知られる米Nianticは4月5日(現地時間)、ニュージーランドのAR(拡張現実)スタジオNZXRを買収したと発表した。
「NZXRのチームは、マルチプレイヤー型のリアルワールドAR体験の設計および開発に不可欠な存在」としている。
NZXRはウェリントンに拠点を置く2020年創業の非公開企業。社名の「XR」はAR、VR、MRの総称であるクロスリアリティを表す。LinkedInによると、Magic Leapの大規模リストラでフリーになった、同社のXR体験を担当したゲーム開発者集団という。
同社は、クロスプラットフォームのマルチプレイヤーパーシスタントジオロケーションAR体験向けツールとして開発した「StoryXR」で注目を集めた。
NZXRは、Nianticのジョン・ハンケCEOが昨年8月にブログで展開した「メタバースはディストピア」という主張に強く共鳴し、「前向きな未来に向けて力を合わせられるパートナーを見つけたことを嬉しく思う」としている。
Nianticは昨年11月、「現実世界のメタバース」と呼ぶAR開発者向けプラットフォーム「Lightship」を発表し、現実世界のメタバース構築に向けて3億ドルを調達した。3月にはWebAR開発の8th Wallを買収している。
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