YouTubeでよく見る動画ジャンル ゲームやお笑い、ペットなどを抑えた全世代の1位は?
YouTubeで視聴する動画は世代間に違いはあるのか。LINEは、10〜60代のLINEユーザーを対象にした調査結果を発表した。
YouTubeで視聴する動画は世代間に違いはあるのか。LINEは4月14日、10〜60代のLINEユーザーを対象にした調査結果を発表した。その結果、全体の4割弱が「音楽(MV、PV含む)」と答え、全世代で1位を獲得した。全体の2位は「お笑い/バラエティー」、3位は「ゲーム」がそれぞれ2割前後で続いた。
年代別でみると、10代で音楽と答えた人の割合は5割を超えており、以降も若い世代ほど割合が高くなる傾向が見られた。同社は「YouTubeで音楽を聴いたり、好きなアーティストやアイドルなどのミュージックビデオを見たりすることが日常的になっているのかもしれない」と指摘する。
ゲームと答えた割合は10〜20代で多く、女性よりも男性の割合が圧倒的に高かったという。特に10代男性では6割超、20代男性では5割弱で音楽を抜いて1位になったとしている。また「チャレンジ/やってみた」は10〜20代でのみランクインし、若い世代からの人気を示した。
一方、40代以降では「ペット/動物」が他の年代に比べ高くなっており、50〜60代では2位にランクイン。その後、「料理/グルメ」が50〜60代の両方で3位に入った。
男女別にみると、男性は「ゲーム」「スポーツ」「乗り物(車、バイク、電車など)」の割合が高く、女性は「料理/グルメ」「アイドル/芸能人」「化粧品/コスメ」の割合が高い傾向が見られたという。
同社はこの結果について「YouTubeを日常的に多くの人が見ており、年代によって人気ジャンルに違いがあることが分かった。見て楽しむ用途だけでなく、料理のレシピやエクササイズの仕方など情報収集や、英語など勉強など、さまざまな活用がされている」と説明した。
調査は、LINEユーザーである全国の15〜64歳の男女を対象に、スマートフォン向けWebサイトで行った。調査期間は2月25日〜28日で、有効回答数は5234サンプル。
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