2021年、最も収益の多かった世界のアプリ開発元 サイバーエージェントが12位、1位は?
2021年で最も多くの収益を出した世界のアプリパブリッシャーはどこか。スマホアプリ市場の分析を手掛けるApp Annie Japanが調査を行い、トップ52を発表した。
2021年で最も多くの収益を出した世界のアプリパブリッシャーはどこか。スマホアプリ市場の分析を手掛けるApp Annie Japanが調査を行い、トップ52を発表した。トップ3の結果は、1位は中国のTencent、2位は中国のNetEase、3位は米国のActivision Blizzardとなった。
以降、トップ10には、4位がアイルランドのPlayrix、5位が米国のGoogle、6位が米国のZynga、7位が中国のByteDance、8位がイスラエルのPlaytika、9位がMatchGroup、10位が韓国のNetmarbleが続いた。
日本からは、サイバーエージェントが12位に、バンダイナムコが17位、ソニーグループが20位、ソフトバンクが26位、スクウェアエニックスが28位、コナミが29位などにランクインした。
アジア太平洋地域に本社を置くパブリッシャーが上位52社中33社を占めた。中華圏(中国、香港、マカオ、台湾)のパブリッシャーが17社で最も多く、米国の15社、日本の10社と続く。
結果について、App Annie Japanは「エンターテインメントやソーシャルアプリに費やす時間が大幅に増加したことが結果に現れた」と説明。スマホ向けゲーム「王者栄耀」のヒットが続き、Tencentが5年連続の首位となった他、日本でもサイバーエージェントや中国のmiHoYo(14位)の「ウマ娘 プリティーダービー」や「原神」がヒットした。
他にも「過去最高の数のゲームパブリッシャーが驚異的な成長を遂げている」とし「モバイルゲームのクオリティーがPCゲームと同等になったことで、クオリティーの高い作品が大きな人気を集めている」(同)と説明している。
ランキングは、米data.aiが提供するモバイル市場データ「App Annie Intelligence」における2021年1月1日〜12月31日のiOSとGoogle Playの合計収益予測データに基づいて作成した。
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