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Meta(旧Facebook)、WhatsAppの新機能「Communities」のテストを開始
Meta(旧Facebook)傘下のWhatsAppは、新機能「Communities」を発表した。Communityの下に複数のチャットグループを置き、まとめて管理できるようにする。学校や非営利団体などでの使用を見込む。
米Meta(旧Facebook)傘下のメッセージングサービスWhatsAppは4月14日(現地時間)、新機能「Communities」を発表した。学校や企業などの比較的大人数のグループ向けのサービスだ。一部のユーザーを対象にテストを開始した。
WhatsAppを連絡用に使っている学校や非営利団体などの組織から、組織内の個々のグループを横断するコミュニケーションを管理しやすくする機能の要望が多かったという。
Communitiesは、こうした要望に応えるもので、個々のグループを1つの傘の下にまとめ、管理する機能だ。管理者は傘下の個々のグループ全体に告知を送ることができる他、告知先のグループの制御や管理などの強力なツールを使うことができる。
例えば、学校の校長が管理者になり、すべての保護者向けの情報を流したり、特定のクラスやクラブ活動についてのグループを設定したりできる。
Metaのマーク・ザッカーバーグCEOは自身のFacebook投稿で、同様のCommunities機能をMessenger(旧Faceboo Messenger)、Facebook、Instagramにも追加していく計画だと語った。
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