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「生きとったんかワレ」──“フロッピーディスク”がトレンド入り 「コロナ給付金」送金ミス報道で

4月22日の夕方ごろから「フロッピーディスク」がTwitterトレンド入りしている。最近は、USBメモリやクラウドストレージが一般化してから、「上書き保存」用のアイコン以外でお目にかけることはほぼなくなったが、なぜトレンド入りしたのだろうか。

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 4月22日の夕方ごろから「フロッピーディスク」がTwitterトレンド入りしている。最近は、USBメモリやクラウドストレージが一般化してから、「上書き保存」用のアイコン以外で目にすることはほぼなくなったが、なぜいま話題になっているのだろうか。


トレンドに「フロッピーディスク」

 トレンド入りした理由として、山口県阿武町による新型コロナ給付金の入金ミス報道がある。1世帯10万円の臨時特別給付金が、誤って全世帯分(4630万円)を1世帯に振り込んでしまったという。一部報道によると、振り込み対象の名簿はフロッピーディスクで銀行に提出。手続きの中で、職員が誤って出力された振込依頼書を銀行に渡したことが原因としている。

 銀行に提出した記録媒体がフロッピーディスクだったことに対し、Twitterでは「生きとったんかワレ」「全国の市区町村でもまだまだ現役なんでしょうか?」「ドライブが普及してない以上逆にセキュリティ高いのかな?」といった反応が見られた。

 実際、ECサイトをのぞいてみると2DD、2HDなどのフロッピーディスクは今も販売されており、海外メーカーの他、10年以上前に販売終了した国内メーカー製もまだ見かける。USBで接続するタイプの外付けドライブも売られており、まだまだ現役なのがうかがえる。


楽天市場をのぞいてみると、フロッピーディスクは普通に販売されている

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