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しまむらが不正アクセス被害に 決済システムを一時停止 情報流出は現状なし
しまむらで、不正アクセス被害が原因のシステム障害が発生している。詳しい被害状況は調査中。現時点で従業員や取引先、消費者の個人情報などは流出していないとしている。
しまむらは5月11日、不正アクセス被害が原因のシステム障害が発生していると明らかにした。詳しい被害状況は調査中。現時点で従業員や取引先、消費者の個人情報などは流出していないとしている。
システム障害は4日に発生。5日には被害拡大を防ぐため店舗でキャッシュレス決済のシステムを一時的に停止した他、商品の取り寄せサービスも停止中。キャッシュレス決済システムは安全性が確認できたため6日に再開したが、取り寄せサービスは復旧作業を進めている最中という。
不正アクセスとシステム障害が経営や営業に与える影響は少ないことや、攻撃者の増長を招く恐れがあることから、情報開示は最小限度にとどめるとしている。
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