スマホ1つでライブ配信が完結、ソニー「Xperia 1 IV」登場 光学ズーム搭載
ソニーは11日、YouTubeなどのライブ配信を1台で行える5Gスマートフォン「Xperia 1 IV」を発表した。望遠カメラには光学式ズームレンズを採用した。
ソニーは5月11日、YouTubeなどのライブ配信を1台で行える5Gスマートフォン「Xperia 1 IV」を発表した。6月上旬からドコモとau、ソフトバンクが取り扱う。価格は19万円前後(税込)。
背面カメラは16mm(超広角)、24mm(広角)、85-125mm(望遠)で、このうち望遠レンズには光学式ズームレンズを採用した。21年発売の「Xperia 1 III」と同じペリスコープ(潜望鏡)型レンズを強化し、85mmから125mmの間でスムーズにズームできるようにした。
ミラーレス一眼カメラ「α」譲りの「リアルタイム瞳AF」や「リアルタイムトラッキング」にも対応。人の瞳や画面上で指定(タッチ)した被写体にフォーカスを自動で合わせ続けるため、新しい動画撮影機能「Videography Pro」と組み合わせるとフォーカスの手間なくライブ配信が行える。
ゲームのプレイ画面と実況音声をYouTubeにライブ配信する「ゲームエンハンサー」も用意した。映像が表示されていない部分に任意のテキストや画像を挿入でき、配信中も視聴者のコメントを確認できるという。
6.5インチ有機ELディスプレイ(1640×2840ピクセル)は120Hz駆動に対応し、動きの速いゲーム画面も「なめらか」。ゲームに勝つための専用アシスト機能として、画面の暗い部分を明るく表示して隠れた敵を見つけやすくしたり、近付いてくる敵の足音を聞き取りやすくしたりする機能もある。安定したゲームプレイのための冷却機構を備えた専用オプションを秋に発売する。
チップセットはQualcommの「Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platform」で、メモリは12GB。ストレージは256GBもしくは512GB。
ソニーは「クリエイターの可能性を飛躍的に広げる充実の機能。ライブ配信や実況が1台で完結できる」としている。
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