ニュース
無償版「G Suite」継続へ 非営利目的に限り カスタムドメインの「Gmail」も
7月1日でのサービス終了が予告されていた米Googleの無償版「G Suite」だが、非営利目的に限り今後も利用できるようになった。同社の「Google Workspace」サポートページにて明らかになった。
7月1日でのサービス終了が予告されていた米Googleの無償版「G Suite」だが、非営利目的に限り今後も利用できるようになった。同社の「Google Workspace」サポートページにて明らかになった。
7月以降も利用するには、Google管理コンソールなどで、Google Workspaceへの移行を無効にできるという。これにより、カスタムドメインでのGmailが引き続き無償で利用可能。GoogleドライブやGoogle Meetなど、無償のGoogleサービスにもアクセス可能。これまでのデータも保持される。
ただし、無償版G Suiteにはサポートサービスが含まれない他、将来的に一部のビジネス機能が利用できなくなる可能性があるという。すでにGoogle Workspaceに移行したユーザーは、サポートまで問い合わせるように案内している。
ビジネス目的の場合は、6月27日以降Google Workspaceに自動移行するが、Businessエディションとフレキシブルプランを選択した場合、8月1日まで課金は発生しない。管理コンソールからの手動アップグレードも可能。ただし、8月1日より前にGoogle Workspaceの支払い情報を設定しない場合、アカウント停止になるとしている。
関連記事
- 無償版「G Suite」、7月1日に完全終了 有償「Google Workspace」への切り替え推奨
Googleは従来の無償版「G Suite」を7月1日に完全に停止する。2012年の提供終了後も既存ユーザーはそのまま使えていたが、有償の「Google Workspace」にアップグレードしないとアクセスできなくなる。 - とある無料「G Suite」ユーザーが直面した「Google Workspace」課金支払えない問題
実はここに有料化問題に直面している無料「G Suite」ユーザーがいるのです。 - 家族のためだけに使うG Suite無料ユーザーに朗報か Googleが救済策を計画中
「従来の無償版G Suite」の10年後のサービス停止告知でユーザーに衝撃が走ったことを受け、Googleは救済策を計画中。アンケートで現状を把握しようとしています。 - Google、仕事メアドでWorkspace(旧G Suite)を無料で使える新プラン「Essentials Starter」
Googleが「Google Workspace」(旧「G Suite」)の新無料プラン「Essentials Starter Edition」を発表した。既存の仕事用メールアドレスで利用できる。ドライブは15GBで共有は25人までなどの制限はあるがずっと無料で使えることになっている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.