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NTTぷらら、NTTドコモとの事業統合後もサービスはほぼ継続 「dポイント」付与も
NTTぷららは26日、NTTドコモによる吸収合併後もサービスはほぼ全て継承され、利用者は手続きなしで継続できると発表した。「ひかりTV」は毎月の利用料金支払いに「dポイント」を付与する。
NTTぷらら(東京都豊島区)は5月26日、NTTドコモによる吸収合併後について、既存サービスはほぼ全て継承され、ユーザーは手続きなしで移行できると発表した。両社は7月1日付で事業を統合する。
7月からNTTぷららの事業はNTTドコモのスマートライフカンパニーが引き継ぎ、サービスは全てドコモブランドに切り替わる。NTTドコモは21年12月に公開した「新ドコモグループ中期戦略」で子会社のNTTぷららを吸収合併する方針を示していた。
一方、NTTドコモは同日、7月1日から提供する映像配信サービス「ひかりTV」のプランを発表した。新たに毎月の利用料金支払いに「dポイント」を付与するという。
NTTぷららは事業統合について「NTTグループの映像/エンターテインメント分野を強化する。NTTドコモの総合力とNTTぷららが蓄積してきた映像関連事業およびインターネット事業の技術力、コンテンツ企画/制作力を一体化することで、これまで以上のサービス向上につながる」と説明している。
NTTぷららは1995年に日本電信電話、ソニーなど5社の合弁会社として設立(当時の社名はジーアールホームネット)。2008年にNTTグループの映像配信事業を統合した「ひかりTV」の提供を始め、社名も現在のNTTぷららに変更した。2019年にNTTドコモの子会社になっている。
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