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35mmフィルムを直挿し 手軽で時短なフィルムスキャナーを試した荻窪圭のデジカメレビュープラス(2/3 ページ)

銀塩フィルム時代の写真をデジタル化したいが、面倒くさいという人も多いはず。でも最近はものすごく簡単に使えるフィルムスキャナーが出ている。スナップをたくさんデジタル化したいといったカジュアルニーズにはぴったりだ。

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 製品には埃を飛ばすブロワーと指紋が付かないようにする白手袋が付属しているので、その辺をうまく使うといい。

 あとは「これ」と思ったらカメラボタンを押せばOk。瞬時に撮影してSDカードに記録してくれる。ただそれだけだ。


フィルムを挿入するとこのようにリアルタイムで画像が出るので左右を手動で合わせるべし

これだ、と思ったら「OK/撮影」ボタンを押すだけ

 中に入っているのは1400万画素のCMOSセンサー。裏からフラットな光を当てて、それをセンサーで撮影し、ネガポジ反転してる。

 まあ中にマクロ専用カメラが入ってると思えばいい。カメラは常時オンになってるのでリアルタイムでモニターで確認できるのだ。

 そして撮影画像サイズは4320×2880ピクセル。22Mモードにすると補完処理がはいって5728×3824ピクセルになる。

 また、露出補正や色の補正もできるが、その辺はあまり使いやすくない。細かい調整はPC側の画像ソフトでやった方が簡単かも。


画面の右側に明るさなどの補正、取り込み画像サイズが表示される

 使って見た感じ、14Mモードのままでいいかなと思う。


30年くらい前に撮ったヨーロッパの写真。元はAGFAのネガフィルム。ディテールはちょっと甘いけど、まあだいたいこんな感じだ

 スキャンした画像はそのまま再生モードで見てもいいけど、モニター自体のクオリティーは高くないのである程度スキャンした時点でPCに持っていって吸い上げてるのがいいだろう。

 画像はSDカードのDCIMフォルダに、3桁数字+IMAGEというフォルダを作り、その中に「IMAGxxxx」というファイル名で保存される。これは一般的なデジカメと同じなのでデジカメを使い慣れていれば処理は楽なはずだ。

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