ニュース
Ittousai氏の新媒体、「TechnoEdge」に Engadget日本版正統後継目指し、6月中旬立ち上げ
イードが出資し、当初媒体名を予定していたテクノコアは社名に。
Engadget日本版を立ち上げ、その後も強い求心力として執筆活動をしてきたIttousai氏が編集長を務めるテックメディアの名称が「TechnoEdge」(テクノエッジ)に決まった。Engadget日本版クローズ後の正統後継を目指す。媒体立ち上げは6月中旬を予定している。
当初は「TechnoCore」(テクノコア)という媒体名を予定していたが、テクノコアは新会社の社名となる。代表取締役を務めるのはIttousai氏による立ち上げ後に編集長を務めた鷹木創氏。
ティーザーサイトには、「TECHNOLOGY」「GEAR」「GAMING」「CULTURE」といったジャンル名が掲載されている。
テクノコアにはデジタルメディア運営会社のイードが出資。TechnoEdgeの立ち上げは共同で行う。
鷹木氏は「Ittousaiの責任編集で読めるのはテクノエッジだけです。イードとの提携によって骨太なメディアを運営できればと考えています。日本だけでなく仮想空間を含めた世界のテクノロジーシーンを積極的に記事化し、未来が現実になってゆく最前線を伝えて参ります」と述べている。
関連記事
- エンガジェット日本版後継は「テクノコア」 Ittousai編集長で6月立ち上げへ
エンガジェット日本版は4月末で消えるが、6月には後継新媒体が立ち上がる。 - Engadget日本版はなぜ終わったのか、最後の編集長・矢崎飛鳥氏に聞く(第1回) 「矢崎Engadget」はいかにして生まれたのか
Engadget日本版最後の編集長となった矢崎飛鳥さんと西田宗千佳さんとの対談を3回に分けてお届けする。今回はその第1回、 - Engadget日本版はなぜ終わったのか、最後の編集長・矢崎飛鳥氏に聞く(第2回) 終わりは突然やってきた
Engadget日本版最後の編集長となった矢崎飛鳥さんと、西田宗千佳さんの対談。第2回目の今回はクローズを言い渡された当時の状況。 - Engadget日本版はなぜ終わったのか、最後の編集長・矢崎飛鳥氏に聞く(第3回) 編集スタッフの「次のフェーズ」はどうなるのか
Engadget日本版最後の編集長・矢崎飛鳥さんと西田宗千佳さんとの対談も、これが最終回。今回はサイトクローズのその後について聞いてます。矢崎さんの行った先は……。 - エンガジェット、TechCrunch日本版の終了を惜しむ 海外メディアの運営って結構大変という話
エンガジェット日本版、TechCrunch Japanが5月1日で閉鎖すると運営元のBoundlessが発表した。海外媒体の日本版を維持する難しさをMacUserの元編集長である松尾氏が語る。 - Engadget日本版の思い出 4つの時代を振り返る
3月31日で終了するニュースブログメディア「Engadget日本版」。深く関わった小寺信良さんが、編集長たちとの思い出を語る。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.