ニュース
フードデリバリーの米DoorDash、同業のWoltを買収完了 日本は引き続きWoltとして展開
フードデリバリー大手の米DoorDashは、フィンランドに本社を置くWolt Enterprises Oyの買収手続きが完了したと発表した。これにより、DoorDashは米国を含む27カ国で事業を展開する。
フードデリバリー大手の米DoorDashは6月1日、フィンランドに本社を置くWolt Enterprises Oyの買収手続きが完了したと発表した。これにより、DoorDashは米国を含む27カ国で事業を展開する。
買収後もWoltの本社はフィンランドに拠点を置き、同社CEOのミキ・クーシ氏が米国以外の全マーケットの事業を監督するという。
Woltは2020年に日本へ上陸しているが、引き続きWoltとしてサービスを継続。Wolt Japan代表の野地春菜氏が日本市場をリードするとしている。
関連記事
- 料理宅配サービス「DiDi Food」日本撤退へ 5月25日でサービス終了
料理宅配サービス「DiDi Food」を手掛けるDiDi フードジャパンは、日本でのDiDi Foodのフード宅配サービスを5月25日をもって終了する。 - フードデリバリー「foodpanda」、日本撤退 理由は「競合他社の増加や配達員不足」
フードデリバリーサービス「foodpanda」を手掛ける、ドイツのDelivery Heroは、日本での事業を売却すると発表した。売却の理由は「グループ内の他の成長優先事項に注力するため」としており、2022年第1四半期内に売却する予定。 - ソフトバンクGも出資するフードデリバリーのDoorDashが株式公開へ
ソフトバンクグループがビジョン・ファンドで出資する米フードデリバリーサービスのDoorDashが新規株式公開に向けてSECに申請したと発表した。 - フィンランド発の飲食宅配代行「Wolt」、東京でサービス開始 地域密着型と手厚いサポートで他社と差別化
フィンランド発の飲食宅配代行サービス「Wolt」の日本事業を運営するWolt Japanが10月22日から渋谷や新宿、港など都内6区でサービスを開始すると発表した。Woltは3月に日本初上陸。今後、同社は100億円を投資し、ユーザー獲得を強化する。 - 飲食店の「フードデリバリー対応端末多すぎ問題」を解決するSaaSが成長中 VCから3億円を調達
複数のフードデリバリーからの注文を1つのタブレット端末で管理できるようにする飲食店向けSaaS「CAMEL」の提供元が、ベンチャーキャピタルから3億円の資金を調達。調達した資金は組織の拡大や飲食店へのさらなる認知拡大などに充てるという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.