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報道発表資料に“拾い画”掲載 権利者の許可得ておらず JR東が謝罪
JR東日本は、5月に公開した報道発表資料内で、インターネット上に掲載されていた画像を権利者の許可なく使っていたとして謝罪した。撮影者本人からの指摘で判明したという。
JR東日本は6月2日、5月に公開した報道発表資料内で、インターネット上に掲載されていた画像を権利者の許可なく使っていたとして謝罪した。撮影者本人からの指摘で判明したという。
問題が見つかった資料は、同社が5月13日に公開した「内房線 蘇我〜姉ケ崎駅間 開業110周年記念 あの時代をもう一度 房総西線客車列車の旅」。列車の撮影会を告知するもので、掲載していた画像7点のうち1点を、ネット上で取得した画像と取り違えて公開していたという。
6月1日に撮影者から電話で指摘があり、社内調査で事実が判明した。JR東日本によると、撮影者にはすでに謝罪と調査結果の報告を行ったという。
同社は「画像等の取り扱いや著作権に関し再発防止の徹底を図るとともに、改めて社員教育を始めた」としている。
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