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メルカリ、電子チケットや電子クーポンの出品を禁止 「取引後に使えなくなるトラブルを確認した」
メルカリが、6月10日から電子チケットや電子クーポンの出品を禁止する。「取引後にダウンロードできなくなったり、利用できなくなったりするトラブルが認められた」(同社)という。
メルカリは6月3日、フリマアプリ「メルカリ」とEC開設サービス「メルカリShops」において、電子チケットや電子クーポンの出品を10日から禁止すると発表した。「取引後にダウンロードできなくなったり、利用できなくなったりするトラブルが認められた」(同社)という。
対象は以下の通り。10日以降に該当の出品を確認した場合、商品ページを削除するという。
- 電子チケット
- 電子クーポン
- QRコード
- カフェやコンビニなどのギフトコード
- SIMなどの通信サービスやその他各種商品・サービス・機能を利用するためのコード類
- プロダクトコード
- ダウンロードコード
- 電子コード
- 公式サイトから電子コードなどの情報を入力してダウンロードするPCソフトやアプリケーション、ゲームソフト
- インターネット上からダウンロードする画像やイラスト、書籍、文書、音楽、映像などのデジタルコンテンツ
- その他、事務局が不適切と判断したもの
これらのURLやコードを印刷し、送付する場合も違反の対象になる。メルカリは一連の商品を出品しているユーザーに対し、9日までに取り下げるよう呼び掛けている。
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