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AIが“売りどき/買いどき”伝授 LINE証券に価格予想サービス
LINEが、LINE証券のCFD取引サービスで、AIを活用して取引銘柄の値動きや売買タイミングを予想し、ユーザーに通知するサービス「AI価格予想」の提供を始めた。
LINEは6月13日、LINE証券のCFD(差金決済)取引サービスで、AIを活用して取引銘柄の値動きや売買タイミングを予想し、ユーザーに通知するサービス「AI価格予想」の提供を始めた。
CFD取引は、現物の売買を行わず、利益や損失などの差額だけをやりとりする取引のこと。AI価格予想では、取引銘柄の値動きを1週間から6カ月のスパンで予測し、LINE公式アカウントを通して利益確定や損切のタイミングなどを通知する。
値動きの分析には、フィンテックベンチャーのTOGGLE社(東京都新宿区)の金融分析基盤「TOGGLE」を採用。AIを活用して過去数十年分の経済、財務、マーケット情報などを基に、金融商品の値動きを予測するもので、「将来の投資成果を示唆または保証するものではない」としている。
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