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VTuber事務所「ホロライブ」のカバー、切り抜き動画にガイドライン 順守すれば収益化もOK

バーチャルYouTuber(VTuber)事務所「ホロライブプロダクション」を運営するカバーは、同社のタレントやを使い作成される「切り抜き動画」のガイドラインを新たに制定した。

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 バーチャルYouTuber(VTuber)事務所「ホロライブプロダクション」を運営するカバー(東京都中央区)は6月15日、同社のタレントが出演する動画を加工して作る「切り抜き動画」のガイドラインを制定した。動画概要欄の冒頭に、作成に使った動画のURLと、元動画のタイトルを記載するよう求めている他、ガイドラインを守った上での収益化も認めている。


ホロライブ公式サイトより引用

 切り抜き動画とは、YouTuberなどが公開した映像の内容を一部切り出し、再編集した動画のこと。ガイドラインではURLの記載などに加え、タレントが生配信した動画の切り抜き動画を作るときのルールも制定。生配信の映像を素材に使う場合、元動画のアーカイブを公開するまでは、切り抜き動画の投稿を控えるよう求めている。

 収益化については、ガイドラインを順守し、投稿先のプラットフォームの利用規約などに抵触していない場合のみ、各動画共有サイトが提供する収益化機能の利用を認める。

 ただし、有料会員だけが視聴できる動画や、チケット制のライブ動画といった有料コンテンツは、原則としてガイドラインの対象外になるとして、切り抜き動画の投稿を禁止している。有料会員向け動画に限らず、内容やサムネイルによっては、カバーが動画の削除手続きをする場合があるという。

 切り抜き動画を作る人向けの登録制度も新たに設けた。カバーは切り抜き動画を制作する人に対し、専用フォームから動画を投稿するチャンネルの登録申請をするよう求めている。登録情報は、削除依頼の連絡などに使うという。


切り抜き動画に関するガイドライン

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